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トレベス先生は言ったのよ『No, No, We can't cure you. But, we can care for you.』

こんにちは、くにゃです。
フェレットです。

あのね、なのよ。
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ちょっともんもんとしてることがあるのよ。
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20年?くらい前から、とある病気でちょっと、、、というか普通に考えたらだいぶ体が不自由なのよ。
10年くらい前に●●がんの手術と抗がん剤治療して完治して。
さらに3年前に△△がんになったときにはもうお年でアレやらコレやらソレやらドレやら‥色んな病気があるから手術は危険‼︎
ってことで放射線治療と抗がん剤治療をされたのよ。
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しんどいだろーって時でも、いつもにこにこなのよ。
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車イスから落ちて足の骨折ったのはサスガに手術したけど、へいきのへーちゃんって感じで乗り越えたのよ。

再発をくり返し、抗がん剤治療も手を変え品を変え‥
だけども2年前におばーちゃまの体には副作用がキツすぎて、抗がん剤が使えなくなっちゃったの。
でも病気の進行はゆっくりゆっくりなのよ。
おばーちゃまは、平気だよ!なんぼでもがんがる!って意気込みだったのよ。

そして主治医の先生は「残念ながらあなたのがんに対して手術や抗がん剤や放射線治療をすることは、命を縮めてしまう危険が高いのでできません。従って、私にあなたのがんを治すことはできません。進行はゆっくりだけど、いつか何か問題が出てくるでしょう。でも、この調子で元気に楽しく過ごせるように全力でサポートします!」って言ったのよ。
おばーちゃまも「何も(症状)あらへん。平気や!ワハハハハ〜」って、笑ってたのよ。
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そしてカルテにBSCって書かれたのよ。
BSCって、BEST supportive careの略なのよ。

そして2年が経過して・・・とある症状が出てきたのよ。
原因は何だろなって、あれかなこれかな?あれなら治療できるけどこれなら治療することが危険だからダメだよね。
でもおばーちゃま、やっぱりニコニコやる気まんまんだから、とりあえず調べようねって検査したのよ。
こりゃやばいぞと□□科に相談したら・・・今日は終わったから診ません、今することないしもっと悪くなったら言ってくださいって・・・
もっと悪くなったら簡単には治療できなくなるから死んじゃうのよ???
で、■■科に相談したら・・・診てくれて原因はやはりのやはりと判明、やっぱり□□科のことだからうちでは何もすることありませんって。

原因は○○で、ちょいと△△することができればしばらくは全く症状もなく元気に過ごせるのよ。
ちょいと△△できるかどうかは見てみないと分からないんだけど、ムリならよっこらしょと□□という方法もあるのよ。

だけども■■科の先生は□□科の先生にお願いしても、ターミナルの人にそんなことするんですか?って責められると思いますけど・・・って。

ね?おかしいとおもわない???
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がんを持っている人にがんの積極的な治療ができなくなったら終わりじゃないのよ!?
カルテにもBESTって書いてあるのよ!?
全力なのよ!
むしろ命を縮めたり苦しませるような負担になる治療はやらないけど、負担にならないことで本人が希望するなら全力で治療するのよ。

いろんな用語があるけれど、ターミナルってのは印象が悪いから使うのをやめましょうって言われてから十数年経ってるんじゃないかしら???
ターミナルホテルもなくなったわよね。
BSC/SC(supportive care)とか緩和ケア(palliative care)とかホスピスケア(hospice care)とかいろんな用語があふれてるのよ。
緩和ケアはWHOが定義してるけど、そのほかは定義もいろいろではっきりしないのよ。

だから未だに、
がんの治療手段なし→することありません→何もしないで終わり・・・
みたいな発想をする先生が若い人ですらいるのよ、どんな教育受けてきたんだろう・・・かわいそうにって思うのよ。

実はこれらの言葉が生まれた欧米でも混乱してるみたいで、用語の整理を試みた人がいたのよ。
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Support Care Cancer. 2013 March ; 21(3): 659–685

この図もくにゃにはちょっと不満なんだけど、少なくともサポーティブケアが病気の最初からあるべきであることははっきりしてるわよね。

大好きな大好きな先生に教えてもらったのよ。
エレファント・マンていう映画のお話。
実は見たことないんだけども、ゾウさんみたいなお顔の人が見世物にされていじめられてたのかな?
外科医のトレベス先生が助けたの、
そして入院の日にエレファント・マンがトレベス先生に質問したのよ。。。
『Do you cure me?』
cureとcareの違い、あえて言わないけど考えてみてなのよ。
これ19世紀末のイギリスのお話らしいのよ。
日本はcureを追求してきて医療レベルが世界水準に達したけど、ICU(intensive care unit)を集中治療室って訳しちゃうのよね。

下宿人の甥っ子がある時、言ったらしいのよ。
『諦めてないからまだ負けじゃない!』って。

おばーちゃま、生きることを諦めてないのよ。生きてるのよ。
命を縮める治療はしなくても、治療しないと近々死に至るような別のことが起こって、それが小さな負担で治療できるもので、本人が諦めてないのに、なんで先生が諦めるの?
なんで先生が負けちゃうのよ???

おばーちゃまは諦めてないし、主治医の先生も諦めてないから負けてないのよ。
つい最近、60年以上ぶりのお友達に再会して仲良くなったらしいのよ♪
治療がうまくできて、まだもう少し楽しく元気に過ごせたらなぁって思うのよ。


妖怪へび鼬にポチッと応援よろしくなのよ。




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No title

おばあちゃま!
素敵な人生送ってらっしゃいますね!!

尊敬しちゃいます。
うち・・・
母方の祖父はガンにおかされ手術して数年後転移して
挙句脳にまで・・・
祖父は娘たち(子供5人中3人が娘)に迷惑かけたくないと断固治療も拒否、食事も自ら拒否
挙句はモルヒネを・・・
祖父は諦めちゃいましたけどね。。

話それちゃった^^;
おばあちゃまは生きてるしまだまだ生きるのよ!
それを・・・
医者が・・・

主治医の先生は素敵ですね!!
おばあちゃまの事考えてくださってますもんね。

エターナルは初耳です・・・
ホスピスは一応わかります。

エレファント・マン
ちゃんと見たことはないけれど・・・
お話しはチラッと聞いたことが。

負けない!
そう思えば負けじゃないし勝ちですよ!!
甥っ子さんいい事いいますね!!

ゆっくり・・・
そして負担のない治療ができますように・・・

妖怪ヘビ鼬にポチっとな。
ムーーーーーーーーーーーーーー送ります!!!

No title

そそ。
今定期検診してる○天病院の婦人科外来にも
がんになったら一人で悩まないで。的なポスター貼ってあります。
緩和ケアサポート。

必要ですよね。^^;

No title

おばあちゃん、とっても素敵な方ですね
そして、とても強い方なんですね・・・

家は祖父・祖母・叔父・母
みんなガンでした
そして・・・
みんな最初から「治療はありません、好きな事をさせてあげ下さい」と
言われました。
点滴(モルヒネ)のみで・・・
も~10年以上前の事なので、その時代は仕方なかったのかも・・・
病名を知らなかった母は、きっともっとももっと生きたかったと思いますが・・・

でも、医学は進歩して、考え方も変わって来たと思います
患者さんとお医者さんが一緒になってがんがらないと!!

おばあちゃん、がんがって欲しいです
主治医の先生、おばあちゃんと二人三脚で
これからもがんがって欲しいです

そう!
甥っ子さん言うとおり
「諦めていないから負けじゃない」
家族、親戚みなさんが
そう思う気持ちを持つ事はとっても大切だし力になると思います

No title

SOBC!
すてきなおばーちゃん。

しかめっつらしてたって、にこにこしてたって・・・
同じ時間を費やすのだから
どっちがいいかなんて、選ぶまでもないし。

きっと、このおばーちゃんおような前向きな気持ちの方が
“良いもの"が体の中から湧き出てくる気がするな。
少しずつでも、病魔をやっつけてくれるような気がするな。

“気"って大事、大事。


あんにゅいなくにゃさん、艶っぽい!


機械的なお医者様の態度が・・・

素敵なおばあちゃんは生きることを選ぶと宣言しているのに、病院のいうBSCはいったい何なのかしら・・・・こういう態度はエネルギー下げちゃって嫌だな~!

おばあちゃんに最大のムーパワー送ります!!!!!


No title

お久しぶりです。
ただいま、ご無沙汰していた分の過去記事を一気読み中です(仕事中ですけど)

おばあちゃま、素敵な方ですね。きっとすごく強い方でもあるんだろうなと思います。
cureとcareの違い、考えさせられました。どちらも大事ですね。
主治医の先生はおばあちゃまのこと、理解してくださっているようで、先生と一緒にいい選択肢が見つかるといいですね。
これからもニコニコ楽しくすごしていただきたいです。

目と鼻から水が( ;∀;)

ステキなおばあちゃまですね。
生きてるのにどうして諦めるんでしょうか・・・。
どうしてそんなに後ろ向きなんでしょうか。
主治医の先生が素晴らしすぎて泣けました。

こちらの世界では
ガンの治療手段なし→はいさよならもう来ないでね!って
飼い主さんに言っちゃうお偉い先生もいらっしゃいます。
いやいや、ちょっとまだアレもコレも・・・と恐る恐る提案してみると
「君は金儲けしたいんか!」と言われたこともあったり。
最近しみじみ思うんですが、緩和ケアって本当はなんなんでしょうか?
それが金儲けと捉えられてしまうのでしょうか・・・。
ガンでも健康でも毎日楽しく笑って過ごせることが一番で
治療手段がない=死。に、しないでほしいといつも思うんです。
寝る前に「今日もいい1日だったなぁ(*´ω`*)」って思いたいのになぁって。

おばあちゃまがいつまでも元気でいれますよう
心から祈ります。
いいお話、書いて下さりありがとうございました。

はじめまして。

新人の頃は、careとcureについてたくさん考えていました。
私は看護師だから治療はしないけれど、一番患者さんのそばにいるのだから、一番考えなければいけないと思っていました。

ターミナル期の患者さんに何もしない先生たちに違和感を感じながらも、いつのまにか私もそれが当たり前になっていました。

『だれがおわりなんて勝手に決めたのよ。』

実際に関わっているターミナル期といわれている患者さんに言われた気がしました。
心がズキっとしました。

ありがとうございました。

Re: 雅子さん

おじいさま、、、、ものすごーくがんがられたのね。。。
くにゃは、おじいさまは諦めたんじゃなくって諦めなかったんだと思うのよ。

『がんが脳まで転移しちゃったおじいさま』ではなくて
『大事な娘たちのおじいさま』を貫き通したのよ。最後まで。
それとモルヒネってなんだか一般にはイメージ悪いけど最後の薬でもなけりゃ悪い薬でもないのよ。
ま、それはまた機会があればお話するけどなのよ。

おばーちゃま、、、くにゃもムーっと。

Re: ままっちさん

ね、ステキなおばーちゃまでしょ♪

言葉って大事よね。
『治療はありません、好きなことをさせてあげてください。』
『がんを治療することはできませんが、残された時間、好きなことができるよう全力でサポートします。』
これどっちも同じで治療方法ないよってことだけど、全然違うわよね。

おばーちゃんがんがってずーっとニコニコしててほしいなぁ。

Re: こばさん

ね、気持ちって大事よね。

最近教えていただいたお話、Life Is All About Choicesってとってもステキなお話なのよ。
主人公の男性がいつもいつもどんな不愉快とか苦難と思える状況にあっても、ビックリするほどご機嫌で乗り越えちゃうのよ。
その秘訣ってのが毎朝自問するらしいんだけど
『今日1日にこにこで過ごすか?しかめっつらで過ごすか?』
で、もちろん
『今日もにこにこで過ごす!』を選ぶというわけなのよ。
そう簡単なことではないけど
にこにこ顔としかめっつら顔、周りの人はどんな影響を受けるか・・・
そのにこにこの人生もしかめっつらの人生も、自分で選ぶことができるんだって言うのよ。

これ大事だなーって思ったのよ。
つらいとき、くるしいとき、両極端を考えるの。
辛く苦しくしかめっつらで生きてくか、辛いけど苦しいけどにこにこできることを見つけて生きてくか。
いつだって自分で選ぶことができるんだって!
ね、ね、これ、凄くない???

Re: ティキにゃんさん

おばーちゃんへのムーありがとうなのよ。
ティキにゃんさんのブログの every day we have the choice to live fully. Attitude, after all, is everything.
これ、難しいけどやってみよーって思ったのよ。

そしてそー言えば、おばーちゃまがそうだわって思ったのよ。
今日も1日ご機嫌で過ごすのよ♪♪♪

Re: む〜さん

お久しぶりなのよ♪
過去記事も読んでいただいてありがとうございますなのよm(_ _)m

ね、おばーちゃまステキだし強いのよ。
ずーっとニコニコしてるってきっと難しいんだけど、ニコニコできるようにくにゃもサポートするのよ。

Re: なっこさん

あ・・・
実はこの主治医の先生、なっこさんもよーくご存じのあの方なのよ。

なんだかね、『がん』って言葉のイメージが悪いのよね。
悪の象徴として使われたりすることもあるくらい。。。

緩和医療の考え方、『がん』だけに特定するからおかしな考えする人が出てくるのかなぁって思うのよ。
命を脅かさなくても、その人の生き方を脅かすようなすべての病で同じように考えるべきだと思うのよ。

寝る前に「今日もいい1日だったなぁ(*´ω`*)」って思えるようにするのがまさに緩和ケアだと思うのよ。

そうそう、今日もいい1日だったなぁって思えるようにできる秘訣がティキにゃんさんのブログにあったのよ。
ぜひぜひ読んでみてなのよー

Re: かずめさん

はじめまして。
コメントありがとうございますなのよ。

看護師さんなんですね。
看護師さんって凄いパワーを持ってると思うのよ。

辛いとき、苦しいとき、痛いとき、、、普通のお医者さんはお薬で治療しようとするわよね。
お薬が効くまでの間とか、お薬が効かないときとか、看護師さんの手が触れるとものすごーく癒やされるのよ。
ホントに痛いのが少しラクになるのよ。
治療手段がなくなるとベッドサイドへ足が遠のく先生が多いけど、毎日必ず来てくれる看護師さんのニコニコ顔にどれだけ癒やされるか。
辛いから苦しいから痛いから、そばに来てくれる看護師さんにその姿を見せちゃうし、時には辛く当たっちゃうこともあるけど、でも誰かがそばにいてくれるってことでどれだけ救われるか。

何もできないって思うと足が遠のくのかもしれないけれど、毎日顔を合わせて挨拶することはできると思うのよ。
ちゃんと一人の人として人生に寄り添うことはできると思うのよ。
『がん』に対してだけじゃないと思うのよ。

何もしない先生たちに違和感を感じてるのなら、きっとかずめさんに看護してもらってる患者さんはいっぱいいっぱい癒やされてると思うのよ。
かずめさんは何もしてないなんてことはないのよ。
これからもがんがってくださいなのよ。
プロフィール

くにゃ

Author:くにゃ
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